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2008年1月27日 (日)

鏡音リンの「し」の発音

仕様なのか分かりませんが、デフォルトのままでは「し」が本当にちゃんと発音しません。

もう、わざと「ち」にしてるんじゃないかと思うくらい。

で、私がhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1934694で「し」を発音させたときの方法を紹介してみたいと思います。

オチだけを先に挙げると、ミクとエフェクターを使ってリンの「し」がちゃんと発音されてるっぽく聞かせる方法となります。基本方法はSAでWave吐出 → DAWでMixです。

今回は「し」を聞こえるようにする方法というのを主にしてますので、調教方法などについては省略させて頂きます。

デフォルト歌唱スタイルはリン・レン共に下記のような感じです。ただし、ミクの場合だけは設定が変わります。ディケイとアクセントは滅茶苦茶絞ってください。

ベロシティは全体を通して20前後、ダイナミクスは80前後をメインラインにしてます。

問題の発音箇所ですが、もとが下記のような感じのもの(し)を

こんな感じ(し + ー or い)に分割します。

ベロシティは「し」が120、「ー」が60くらいに設定します。

あとは丸々同一のファイルをミクで作ります。残りはDAW側の作業です。

リンに対して通すエフェクターは通常のもので良いと思います。

※ちなみに私の場合はSSW6.0VSを使っているのですが、エフェクターはSSW付属のコンプ、EQ、リバーブのみです。

ミクのデータに対してはリンと同一のエフェクターにプラスしてエンハンサーを通します。設定値はこんな感じです。

あとは音量ですが、ミクの声は正直聞こえるか聞こえないくらいの微妙な値で良いです。リンの声をミュートしてもミクがギリで聞こえないくらい。リンが100だとするとミクが5とか本当にそんな感じです。ちょっとでも上げると「ミクの声が入ってるよ…」っていう感じで分かるのでそれがなくなるように微調整を。。。全体を通してちゃんとリンの声が通ってればOKかと思います。
何かそれだけで、リンの不自然な発音や、少々不安定気味な音程もかなり補正されて聞こえます。

それを聴いてみると、ミクの声は聞こえないもののリンが「し」をハッキリ発音してるように聞こえます。周波数がーとかっていうのは良く分からないんですけど多分耳の錯覚を利用した感じになるのも知れません。

リン・レンしか保有してない場合というのも想定して、「し」の部分だけ入れたデータに対してミクと同じように設定してやる形でも試してみましたが、「何となく聞こえるかも」くらいにしかなりませんでした。

結構せこい技になっていますが、試してみていただけたらと思います。

余談ですが他にも

  • 「し」→「すぃ」「すい」「しし」「ししぃ」等へ分割
  • リンの「し」をミクの「し」とすりかえ

といった方法も試してみましたが上記の方法が一番それっぽかったです。

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